Uraraka Painting Festival
石毛 健太 Kenta Ishige
展示会場: The 5th Floor
美術家、エキシビジョンメーカー、他副業多数。参加するプロジェクトにUrban Research Group、SCAN THE WORLD、インストールメンツがある。夜寝れない時とかどうしてる?
主な個展に、『アイオーン』(秋田/BIYONG POINT/2020)、『ニューグラウンド』(東京/The5thFloor/2021)。主なキュレーションに、『変容する周辺 近郊、団地』 URG(東京/2018)、『working/editing 制作と編集』(東京/アキバタマビ21/2020)、『2020 𝄆 Wardian case 𝄇』(東京/BLOCK HOUSE/2020)、『And yet we continue to breathe.』(東京/ANBTokyo/2020)。
web: https://docs.google.com/document/d/12Y4P9U3qBYQnrs1FDOzYUasbDQjLktI2UZ6_E_hPQxg/edit?usp=sharing
『アイオーン』
2020
映像インスタレーション
at BIYONG POINT
協力: NPO法人 アーツセンターあきた, 展覧会ゼミ, 秋田公立美術大学
小倉 孝俊 Takatoshi Ogura
展示会場: 感應寺 (外壁)
1989年生まれ。東京都谷中出身。明治大学文学部卒業後立正大学宗学科に編入、身延山久遠寺で結界修業をした後僧籍を得る。平成25年度上期ジャンプ手塚賞受賞。ジャンプNEXTで「歪みの然」を掲載、となりのヤングジャンプにて教会を舞台にファンタジーにおける生と死や信仰をテーマに描いた「生と死のキョウカイ」を連載。 都会でありながら下町情緒あふれる谷根千で生まれ育ち、どこにも完全に属すことのできない自身のマージナルな立場から"境界"について思惟を巡らしがちで、考えるよりはまず手を動かせと、次の作品を世に出さんと息巻いているなう。フンス。
『生と死のキョウカイ』
2017
紙、インク、clipstudio
加藤 泉 Izumi Kato
展示会場: HB. Nezu
1969 年島根県⽣まれ。1990年代末より画家として本格的にキャリアをスタート。子供が描くようなシンプルな記号的な顔のかたちに始まり、現在まで人がたを手がかりに展開している。 2000年代から木彫作品を発表し、現在は、ソフトビニール、石、布、プラモデルなど幅広い素材を使い制作している。主な個展として、Red Brick Art Museum (北京、2018年)、Fundación Casa Wabi (プエルト・エスコンディード、メキシコ、2019年)、原美術館/ ハラ ミュージアム アーク(東京/群馬、2館同時開催、2019年)、SCAD Museum of Art (サバンナ、米国、2021年) など。現在、ワタリウム美術館(東京)で個展「加藤泉―寄生するプラモデル」を開催中(3月12日まで)
『無題』
2022
キャンバスに油彩、額
サイズ: 34.5 x 46.5(cm)
Photo: Tanguy Beurdeley
Courtesy of Perrotin
©︎2022 Izumi Kato
金 玄錫 (キム ヒョンソク)Kim HyunSeok
展示会場: 感應寺 (境内)
絵のこと
1、一枚の絵が描けた。
2、どっかで見たことあるような絵だと思う。
3、最近好きになった画家の画風も感じる。
4、でき上がった面にその理由を考える。
5、そして浅い納得をする。
6、時間が経つ。
7、時々、現実に自分の絵が重なる時を感じる。
8、改めて絵を見る。
9、描き直すか、残すかなどを考える。
10、展覧会が開かれる。
*7、過去にあった事を画にして、それがまた起きたら、その画は予言をしたと言えるか?
他には
1、李禹煥がもう岩を持ち上げられないこと。
2、ウクライナ・ロシア戦争も、元総理の暗殺もインターネットでいくらでも見られること。
3、好きな作家より好きじゃない作家の方が多いこと。
4、絵は喋らないことに気づいたこと。
5、目的がもはやわからないこと。
6、わからないことに意味があると信じたがること。
web : www.kimhyunseok.com
『自画像』
2022
Oil on canvas
小林 正人 Masato Kobayashi
展示会場: HB. Nezu
小林正人は1957年東京生まれ。1980年代半ばより絵画の在り方を独自に探求する。「白いキャンバスを木枠に張ってから描き始めるのでは遅い」として、絵の具をチューブから直接手にとり、カンヴァスの布地を片手で支えながら擦り込むようにして色を載せ、同時に木枠に張りながら絵画を立ち上げていくという手法を確立。イメージと空間を同時に誕生させ、絵画の魂と肉体を一つに合わせるような方法論によって生み出される作品は、空間の中で強い存在感を放ち観るものに迫る。 主な個展に「画家とモデル」シュウゴアーツ(東京、2019)、「ART TODAY 2012 弁明の絵画と小林正人」セゾン現代美術館(長野、2012)、「この星の絵の具」高梁市成羽美術館(岡山、2009)、「STARRY PAINT」テンスタコンストハーレ(スウェーデン、2004)、「A Son of Painting」S.M.A.K(ゲント、2001)、「小林正人展」宮城県美術館(宮城、2000)など。 著書に自伝小説『この星の絵の具[上]⼀橋⼤学の⽊の下で』(アートダイバー、2018)、『この星の絵の具[中]ダーフハース通り52』(アートダイバー、2020)。
『この星のモデル(胸に傷がある女)』
2021
oil, canvas, wood, Private collection
サイズ: 220x220x65(cm)
城田 圭介 Keisuke Shirota
展示会場: haco - art brewing -
1975年生まれ。神奈川県出身。東京藝術大学大学院デザイン専攻修了。 写真と絵画を主たる制作手段としている。凡庸なストリートスナップや観光写真、アルバム写真などを基点にフレーミングからこぼれ落ちたもの、あるいは写真の前景と背景、主題と非主題などに着目し、絵画と組み合わせた作品を制作している。 近年の個展:2022年「Out of the frame」Maki Fine Arts (東京)、2021年「Over」Maki Fine Arts (東京)、2019~2020年「写真はもとより PAINT, SEEING PHOTOS」茅ヶ崎市美術館 (神奈川) 作品集『KEISUKE SHIROTA / WORKS 2003-2009』(グラムブックス)
『On highway (E4)』
2021ー2022
写真、油彩、キャンバス
神農 理恵 Rie Shinno
展示会場: The 5th Floor
1994年生まれ、武蔵野美術大学院彫刻コース修了。コンクリートや鉄など硬質な素材を巧みに扱いながらパステルカラーや樹脂などの柔らかな質感によって重みを感じさせないイメージを立ち上がらせる。フリーハンドの溶接跡など無骨な素材のディティールを残しつつ、それら物質の持つ記号的意味とは反対に軽やかで親密、また遊戯的な制作をしている。 主な個展に、「Cat runs away from Mouse, Mouse runs away from Cat.」(Super Gallery [MAT, Nagoya]、愛知、2022)など。主なグループ展に、「いつかは世の中の傘」(TALION GALLERY、東京、2022)、「Heptapod Solresol Ruins」(VOU/棒、京都、2022)「ストレンジャーによろしく」(石川、2021)、「ゆくりか」(See Saw gallery+hibit、愛知、2019)などがある。
『dog(big)』
2021
鉄、油性塗料、アクリル
撮影: 髙木 遊
髙木 彩圭 Ayaka Takagi
展示会場: 自性院駐車場
絵画、写真、映像などの視覚メディアを用いて制作している。 最近の作品では、現実の風景を絵画的な認識であるレイヤーに置き換え、その中に身体を位置付けることで 見ていることの不確定さやフィクションの実在について探っている。 近年の活動として「ATAMI ART GRANT2022」(静岡県熱海、2022)、「work on」(鳩山ニュータウン、2022) 、「瀬戸内国際芸術祭2019」(香川県屋島、2019) など。
『庭_2』
2022
アクリル、UVプリント
多田 恋一朗 Koiichiro Tada
展示会場: The 5th Floor、喫茶サンクレスト
1992年産まれ、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(技法材料研究室) 修了。空想上の人物やその在り方について考えながら、ポートレートや変形キャンバス作品を中心に制作している。主な個展に「堂々巡りの夜のワルツ」(2019、Bambinart Gallery)、「彼岸に咲いてたゼラニウム」(2022、TAKU SOMETANI GALLERY) 、主なグループ展に「生きられた庭」(2019、京都府立植物園、京都)、「Standing Ovation / 四肢の向かう先」(2021、ホテルニューアカオ)などがある。
『ゾンビキャンバス-白』
2021
パネル、麻布、木枠、ジェッソ
撮影: 松尾 宇人
谷口 洸 Akira Taniguchi
展示会場: The 5th Floor、喫茶サンクレスト
1993年生まれ。愛知県出身。東京芸術大学大学院修了。シドニー芸術大学とマルタ共和国に留学したことにより見出された、西洋美術をしながらも自己の中にあってしまう東洋的な感覚を意識しながら絵画、インスタレーション作品を制作している。近年は、イギリスにてほぼ監禁労働をした際に何にも縛られない自由な雲に憧れた経験を活かし、雲を題材にした作品を多く手掛けている。
またアーティストとして活動しながら自身で展示の企画も行い、2021年の第3回目「ストレンジャーによろしく」や、2023年の「うららか絵画祭」では多田恋一朗と共同代表を務める。 2019 年「グッバイ・ララバイ」展企画。2022年7月「ときめき絵画道」を多田・平田の3名で企画 。2015年シドニー芸術大学にて「Art-scene・学部長賞」受賞。 2020年「アートアワードトーキョー丸の内」にて「ブルームーン賞」受賞。
『Wave after Wave』
2021
A型バリケード、ペンキ
撮影: 岩崎 広大
都築 拓磨Takuma Tsuzuki
展示会場: Akira Taniguchi Contemporary
1991年生まれ。愛知県出身。東京芸術大学絵画科油画専攻卒業。自身の経験に基づくフィルターを通しサブカルチャーの象徴的なモチーフを扱った絵画作品。及び、空間に対して絵画制作的、動画制作的感覚を用いてアプローチしたインスタレーション作品を制作する。 思春期のトラウマから、お花畑で笑顔で手を取り合い輪になるようなユートピア的なイメージへの憧れ、またそのうすっぺらな嘘さ加減に対する絶望を原風景とし、現風景に展開する。 主な展覧会に2021年「沈黙のカテゴリー」、2019年「ソトノセカイヘ 」、2018年「絵画・運動(ラフ次元)」がある。
『ドゥームズデイ-ダンシングフラワーズ-』
2018
ブルーシートに水性塗料
撮影: 水津 拓海(rhythmsift)
中根 唯 Yui Nakane
展示会場: The 5th Floor
1992年、北海道生まれ。愛知県、千葉県育ち。2019年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画技法・材料研究分野修了。 「絵の在り方」をキーワードに、絵画に物理的な生々しさや不明瞭さを宿すことを意識しながら制作している。 有機的なかたちの支持体に風景・生き物・毛などを描いたり、半立体のパーツを組み合わせて絵画作品をつくっている。近年では採取した石などを型取ってつくった支持体に、原型にまつわる風景などを描いたりしている。 主な展示に、「パン屋と絵 ♯15中根唯」(ドイツパンの店タンネ、浜町/東京、2022年)、「ゆるめの輪郭」(JINEN GALLERY、小伝馬町/東京、2021年)、「飛生芸術祭2020」(飛生アートコミュニティ、白老町/北海道、2020年)などがある。 2019年に「アートアワードトーキョー丸の内」にて高橋明也賞を受賞。
『飛ぶ森の絵』
2020
塩ビパイプ・ジェスモナイト ・ガラス繊維・アクリル絵具
撮影: Ryoichi Kawajiri
那須 佐和子 Sawako Nasu
展示会場: haco - art brewing -
1996年生まれ。東京都出身。東京藝術大学大学院在籍中。人物画と風景画を主に制作している。
『Man in a Blue Shirt』
2021
キャンバスに油彩
撮影: 松尾 宇人
西原 彩香 Ayaka Nishihara
展示会場: HAGISO
愛知県出身(1992-) 2019年、京都市立芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 油画 修了 「軽さ」をテーマに、絵画を中心とした制作を行う。イメージを追うことだけではなく、感覚値に触れるモノの存在を探る。主な展示に、「存在の耐えられない軽さ」kumagusukuSAS/2021 京都、「窓、半透明、身体がとまったとき。」artist space TERRAIN/2021 京都、「ARTISTS’ FAIR KYOTO2020」京都市文化博物館/2020 京都、「ignore your perspective 49 紙より薄いが、イメージより厚い。」児玉画廊 | 天王洲/2019 東京、「暗黙知の技術」Fabcafe Kyoto (MTRLKYOTO)/2019 京都がある。
『The light images.(風呂場 夕方)シリーズ』
2021
Acrylic, gesso on plastic canvas, mounthed on wood frame.
平田 守 Mamoru Hirata
展示会場: The 5th Floor、喫茶サンクレスト
1989年生まれ、多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程修了。
私の制作では以下の2点が重要である。
1、絵画表現の総体は視覚体験とその効果が前提であり、最も外側の表象である “見た目の気持ちよさ” こそが重要な中身であり本質ではないだろうか、という推測に基づいた実践。言い換えれば「見た目が崇高であるならば、表現技法や使われる道具などは一切関係がなく崇高になってしまうのでは無いか」という事である。 私は実践的立場としてイメージや絵画材料がいかにして「絵画」となり得るのか、そのあらゆる可能性を検証するものである。
2、アウラの概念は作品そのものではなく、内包されたイデアに宿ると仮定する。これにより絵画表現は、物質的な先入観から解放されるのではないだろうか。イデアの質が絵画の質であり、それが可視化された最も外側を鑑賞者は絵画として知覚する。 結果として絵具の美しさは全てを肯定するのである。
『My Poster(forever with you)』
2022
ときめきメモリアルのポスター・MDF・アクリル板(押出成形)・アクリル絵具・水性ゲルボールペン・鉛筆で描画された白象紙・ウレタン塗料・ステンレスビス
展覧会: ときめき絵画道
撮影: 谷口 洸
堀田 ゆうか Yuka Hotta
展示会場: The 5th Floor
1999年 愛知県出身 。辿々しい手跡を繕うように、あるいは空間に身体を延長していくように、絵を作ることを試みる。現在は東京藝術大学大学院版画専攻に在籍し、版表現などを交えたドローイングプロセスを模索している。主な展覧会に「焼きつく線」(gallery TOWED、東京、2022)「ストレンジャーによろしく」 (芸宿103ギャラリー、石川、2021)「第23回グラフィック1_WALL展」(ガーディアン・ガーデン、東京、2021) などがある。
『Standing(barely) / Holding(barely)』
2022
ミクストメディア
撮影: 松尾 宇人
本山 ゆかり Yukari Motoyama
展示会場: The 5th Floor
1992年愛知県生まれ。2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。絵画をつくる/鑑賞する際に起きる様々な事象を解体し、それぞれの要素を見つめる作業をしている。主な個展に「この世、受け皿」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2022)「コインはふたつあるから鳴る」(文化フォーラム春日井、愛知、2021)「称号のはなし」(FINCH ARTS、京都、2020)など。展覧会に「VOCA2022 」(上野の森美術館、東京、2022)「愛知県美術館 2020年度第3期コレクション展 」(愛知県美術館、愛知、2020)、「この現実のむこうに Here and beyond」(国際芸術センター青森、2017)、「裏声で歌へ」(小山市立車屋美術館、栃木、2017)などがある。
『Ghost in the Cloth(ナイフ)』
2020
布、綿、糸
撮影:澤田 華
山田 悠太朗 Yutaro Yamada
展示会場: 喫茶サンクレスト
1992年北海道生まれ。東京藝術大学 大学院修士課程修了。2018年より田中義久に師事、現在centre Inc.所属。文化施設や展覧会のVI、サイン計画、作品集や書籍の装丁などのグラフィックデザインと、収拾した不用品を支持体とした絵画の制作を並行して行う。主な展覧会に「ストレンジャーによろしく」(石川、2021)、「Flatways」(centre project、東京、2022)などがある。
『Christmas Tree』
2021
スチール缶、樹脂塗料、アクリル絵具
撮影: 髙木 遊